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プレスリリース

広島大学の学生と連携し、「Student Partners」プログラム始動 学生の視点を活かして、サステナブルな未来につながる活動を広島県内で強化

学生がデジタルマーケティングや教育現場についても学べる機会に

鹿肉ブランド「Premium DEER安芸高田鹿」を手がける株式会社iD(本社:東京都渋谷区、代表取締役:金沢 大基、以下「当社」)は、広島大学の学生を「Student Partners」として採用しました。地域の大学生と連携し、広島県内における「Premium DEER安芸高田鹿」のPR活動を強化します。

概要

当社は、広島大学の学生を今年度の「Student Partners」として3名採用しました。2024年10月より活動を開始しています。

「Student Partners」のプログラムは、以下をゴールと定めています。
・小学生を対象とした食育イベントを企画・運営することで、教育現場のリアルを学ぶ
・イベント告知等の実践を通じて、デジタルを中心としたマーケティングスキルを獲得する
・「害獣とされている鹿肉を美味しくいただく」というテーマのもと、食や地域、環境のサステナビリティについて考えを深める

プログラムの一環として、10月20日(日)には、コミュニケーション拠点「DEER LABO安芸高田」にて当社が主催する食育イベント「第6回こどもの森のレストラン」の運営に携わっていただきました。また、12月8日(日)開催予定の「第7回こどもの森のレストラン」には、企画段階から参加いただき、当日の運営もサポートいただく予定です。

来年度も「Student Partners」の追加募集を予定しています。

背景

当社では、ブランド化した「Premium DEER 安芸高田鹿」の認知・活用を広げるべく、ミシュラン星付き店を含む全国の飲食店への卸販売、栄養豊富な食材として学食・寮食に採用いただくためのPR活動、広島県安芸高田市での食育イベントやシェフズテーブルの開催、カレーやソーセージ等の自社商品の製造・販売などを行ってきました。どの活動でも、地域の魅力あるプレイヤーの方々と“協働”することを大切にしています。

こうした考えのもと、この度、広島大学の学生と連携するに至りました。広島大学のオープンイノベーション本部産学連携部スタートアップ推進部門にご協力いただき、3名の学生を「Student Partners」として採用しています。

学生ならではの視点を活かしながら、「Premium DEER安芸高田鹿」のPRを中心に、サステナブルな未来につながる活動を広島県内で強化していきます。

学生のコメント

■ 経済学部経済学科 2年 荒井崇寿さん(写真左)
私は「小学生を対象とした食育イベント」の企画・運営に惹かれ、Student Partnersに応募しました。保育園でのアルバイト経験から、子どもの成長を尊重し、共に学びたいと考えるようになりました。食育と本企画を通して、彼らの発見や成長を間近で感じ、自分自身も学びたいと思い、参加しました。

実際に業務を経験して、子どもの想像力に驚きました。イベント時、花瓶にどんぐりと木の実を入れて新しいオブジェを作る姿から、用途にとらわれず自分の目指すものを形にする力を学びました。

■ 理学部数学科 4年 中村拓未さん(写真中央)
私は教育系イベントに関わりたいと思い、Student Partnersに応募しました。このイベントで、安芸高田の鹿を実際に調理し味わうことで、子どもたちにどのような学びを提供できるのかを考えていきたいと思っています。

実際に業務を経験して、子どもが大人の手を借りずに自分だけでやってみることの大切さを学びました。イベント時の調理や装飾などにおいて、子どもたちだけに任せることで生まれる、子どもの成長や学び、創造があると感じました。

■ 生物生産学部 1年 梅澤彩矢さん(写真右)
Student Partnersに応募した理由は、食に関するイベントの企画、運営に興味があったからです。企画や運営の流れを学べるだけでなく、鹿という珍しい切り口から食育イベントを行なっているところが魅力的で応募を決めました。

イベントの運営中はいろいろなことを考える必要があり大変でしたが、食を通して笑顔になるご家族の姿を見て、改めて食の大切さを体感することができました。また、対象である小学生がワクワクしながら体験できるように細部までこだわった時間作りは、とても勉強になりました。

広島大学のコメント

■ 広島大学 オープンイノベーション本部 産学連携部 スタートアップ推進部門
  アントレプレナーシップ教育推進リーダー 河口亮介さん

プログラムに参加した皆さんには実際の現場で経験できる「企画」、「運営」を体験してもらうことで柔軟な対応力を培ってもらいたいと思います。
また、思い通りに進まない場面も多々あるかもしれませんが、そこから得られる「解決力」や「忍耐力」は、今後の成長に確実につながると思います。
幅広い視点や新たな発見を得て、将来につながる貴重な学びを得られるよう楽しみながら全力で走り切ってほしいです。

鹿肉ブランド「Premium DEER 安芸高田鹿」について

広島県のほぼ中央に位置する安芸高田市は、市域の約8割を森林が占め、多彩な植物が生育する美しい山々に囲まれた環境が特徴です。森林を構成するスギやヒノキなどの枝や皮、木の芽、若草、どんぐりや栗、キノコなど天然の植物を食べて育つ「安芸高田鹿」を地域資源として利活用することで、地域の活性化につなげるべく、当社は2019年に鹿肉ブランド「Premium DEER 安芸高田鹿」をプロデュースしました。

熟練のハンターのもと、加工と保存のプロセスにこだわり、「安芸高田市野生鳥獣食肉処理加工施設」で食肉処理をしています。2024年11月現在、ミシュラン二つ星の飲食店をはじめ、全国約70店舗の飲食店が「Premium DEER 安芸高田鹿」を扱っています。

公式サイト: https://premium-deer.jp/
公式Instagram: https://www.instagram.com/premiumdeer/

食育イベント「こどもの森のレストラン」について

「こどもの森のレストラン」は、小学生と、その保護者を対象にした、安芸高田鹿を学び味わう食育イベントです。安芸高田鹿について深く知り、実際に食べる経験を通じ、その魅力を知るとともに、「いのちをいただくことの大切さ」を親子で学べる食育の場として、2022年より継続的に開催しています。

イベントでは、こどもたちが鹿肉の調理と食空間の装飾を担当し、レストランのスタッフとして保護者に鹿肉料理を振る舞います。会場の装飾に四季折々の山の植物を用いることで、鹿が生活する森にも目を向けてもらう機会を作っています。

詳細: こどもの森のレストラン
公式Instagram: https://www.instagram.com/kodomo_restaurant/